Marantz Model-250M パワーアンプの修理
当社得意のMARANTZ-250Mをレストアしました。
以前HPでも別の250Mも作業していますが、別物です。
本来モトローラ社のTRの感じでなかなか良い音します。
今回250Mバランス対応に修理したをお知らせします。 |
1.全て35年以上経過していますので、当社バラして、見ました。
汚い!!とにかく汚い!特殊薬品で完全に洗浄します。洗浄を丁寧にします。
これにより本当に部品の悪い点がはっきりします。


2.コンデンサー全部の容量確認をいたします。
キャパシティメーターで全部測定します。
特にこの時代は大型電源の容量抜けが多いです。
3.FRD ファーストリカバリィダイオード100V-3Aの高速タイプをWで搭載します。
電源のリップル分が桁外れになくなります。
当社OH時はこれに変更を勧めます。
今回はブルーのまま。
4.最近は画像で解りますように電源の重要さです。
オリジナルの50V10000μFをオーディオ用高性能63v33000μF2本とも交換します。
勿論低域のスタガー比を勘案し、全体でバランス取ります。
他に詳しく書きたいのですが技術秘密です。ご勘弁下さい。









5.後部写真で分かりますように、XLRバランス対応にしました。
6.高音質のRCA端子/高音質の大型SP端子に交換しました。
7.AC直出しのAC電源を、TDK社のノイズフィィルター付きのAC-3P大型コネクタを新設します。
ACイントレット交換式にすることによりケーブルメーカーの音色の差を楽しめます。
3P対応でアース電位がふらつかないので腰の据わった音が出ます。

8.音が、非常に変わります。これは重要です。音質がこれほど変わると凄いです。
ここまですると現在の\50万と喧嘩が張れますよ!!
これは京都府長岡京市のI氏のご厚意で掲載しました。
修理完了 2010/01/28
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