HAMMOND Leslie 147
ハモンドオルガン用アンプ内蔵スピーカーの修理 その1
今回は、ハモンド レスリー 147 ハモンドオルガン用アンプ内蔵スピーカーの修理 その1です。
ハモンド レスリー147の修理については、2回に記事を分けて、掲載します。
今回は、本機の説明です。
次回で、本機の修理の実際をご案内します。
次回の、本機の修理の実際は、こちらにあります。
YouTubeにも、ハモンド レスリーの動画が幾つか有りますから、
宜しければ、そちらも、字幕をONにして、御覧ください。
また、本機は販売しています。
販売の記事は、こちらにあります。
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レスリー147は、レスリー122と同じホーンローター/ドラムローターを搭載した、
ミドルサイズのアンプ内蔵スピーカーです。
初期の122/147は、
現在のレスリーシステムとは異なり、
ハモンドオルガンの付属スピーカーでした。
本機は、USA製 COLOMBIA-BROADCASTING-MUSIC.Incの日本向け製品です。
1970年製と思います。
AC100V対応です。
ウーファーとツイーターは、
多分、JENSEN オルガン用(ALTEC製)のOEM製品と思われます。
6550 PP 真空管パワーアンプを搭載し、
40Wアンプ(ホーン80W、バス220W)による、
迫力あるサウンドは素晴らしいです。
過度な入力でスピーカーに負担をかけることなく、
ソフトからハードまで、
幅広い独特のサウンドを楽しむことができます。
音量は、真空管への入力レベルを調整するもので、
レベルを上げると、
真空管特有の温かみのあるチューブサウンドの魅力が増します。
また、限られたスペースで、音量が出せない場合でも、
お好みの音色を作ることができます。
勿論、他メーカーのオルガン/キーボードのオルガンでも威力を発揮します。
プリアンプなどを経由して、ビンテージオルガンと接続した場合には、
トーンホイール1枚1枚の響きを忠実に再現いたします。
ブラシレスDCサーボモーターの採用により、
電源周波数/電圧の変動に影響されることなく、
一定の回転数を保持することができます。
さらに、ローターの回転の立ち上がり/立ち下がりと、
2通りの回転数を楽しめます。
アンプ部 真空管12AX7/6550-2使用。
方式 1チャンネル リアル2ローター レスリートーンキャビネット。
モーター ブラシレスDCサーボモーターx2。
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今回の依頼は、
スタンダードな6ピンソケットに加え、
6.5TRKジャックとRCAプラグを増設することによって、
他の機器との接続が出来るように改造することです。
こうして、
CD/MIXER/シンセサイザー/電子ピアノなどの音源を、
ダイレクトに利用出来るようにします。
修理の実際については、次回に続きます。
次回の、本機の修理の実際は、こちらにあります。
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