SONY SS-G777ES スピーカーの修理
ソニー SS-G777ESを修理致しました。
定価 \400,000 ペアです。
この777は、非常に真面目に作ったスピーカーで、
個人的には、マルチアンプが良いと考えます。
そして何よりも、カタログに出ない内容が凄いです。 |
まずユニットが取れない。
ビクともしません!
閉口しましたね。
諦めました。
ゴムのパッキンを外し、
ユニットの隙間にシンナーを垂らして、
半日寝かせます。
やっと外します!
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開けてビックリ!
ユニットとの断衝材はなんとソルボセインの薄切り!
現在なら¥200万の外国製メーカには、
このような設計があります。 |
低域はJBL 4425の30cmよりもわずかに大きいです。
フレームの強靱さ!
なんという凄さ!
外部に泣きを押さえるためのフェルトを貼っています。
完全に手作業です。
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高域も 中域も、純銅製バックチャンバー(銅板捲き)を加工していて、
まるでアマチュア工作です。 |
ネットワークは分散配置です。
よく見ると各部を別板に留めて、
2mmの無酸素銅ワイヤで連結しています。 |
最後にキャビネットの塗装をします。
これでペア定価\40万ですか?
信じられないです。
やはり赤字に成るだろうなと考えます。
やはりSONYは凄い!!
素晴らしいです。 |
これは東京都世田谷区駒沢のT氏のご厚意で掲載しました。
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