2009年１月 Casa della Musica 試聴室の御案内

「最強＆両極」のプリの激突！ Accuphase C2800 VS Convergent-Audio-Tecnology SL1-Ultimate

JEF Rowland SYNERGYが東京にお嫁に行きましたので、 現在のリファレンスのプリは、 Accuphase C2800とConvergent-Audio-Tecnology SL1-Ultimateの２台になりました。 トランジスター式と真空管式の両極です。 この２台とも素晴らしいです。 Accuphase C2800は、アンバラ-RCA出力を出せますが、今回の試聴では、コードもXLRバランス伝送、SL1-Ultimateも同じく、コードもUNBAL-RCA伝送を採用しての対決。 C2800は、清楚で何も色を付けない、ホントにそう思います。SL1-Ultimateは、デザインが悪い！ またVRでなくアッテネータ式のため、つまみの位置は13時近くになります。ゲインが26dbしかないため仕方が有りません。しかし、音が前に出ます。 私は4時間、どんどんＣＤを聴いてしまいました。4時間の試聴の結果、音楽の表現力は、曲にもよりますが、私はSL1-Ultimateに軍配を上げます。 SL1-Ultimateは真空管プリなのにSNのノイズ感がありません。信じられない！！！ 素晴らしい。素晴らしい．素晴らしい！！ オーディオはこれだから止められない！！！ 　私は今迄CDソフトの論評はしませんでした。しかしプリを変えると違うんです！ 　とんでもないインパクトのあったＣＤソフトをご紹介します。 JVCビクターのXRCD24録音方式で、本当にオリジナルマスターの音を聴いた感じ！！ 　　1．渡辺貞夫／California　Shower JVC：VICJ-61031 ナベサダはホントに凄い。もっとSAXはゆるい感じだったねと思いきや、オートグラフで聴くナベサダ、最高です！ 　　2．McCoy Tyner／Echoes of a friend JVC：VICJ-61038 73年度JAZZディスク大賞金賞に輝く、マッコイが全編ピアノソロでつづった、コルトレーンへのオマージュです。素晴らしい！ 　何度でも言うけどXRCD24は素晴らしい！　JVCビクターはホントに凄い！ 　もうこんな録音プレスは出ないだろうなあ。 ブログ的になりましたが、思うままに書いたつもりです。